【2025】EQ研修とは?おすすめの研修とその内容 | EQバンク
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2025.01.20

コラム

【2025】EQ研修とは?おすすめの研修とその内容

EQ研修

EQとは、状況に合わせて自分の感情をコントロールしたり、他者の感情を汲み取ったりする能力のことです。EQの高い人は、相手の気持ちを大切にするため、周りからも慕われ、人間関係を良好にします。

近年では、EQの高い人材が企業に高い生産性をもたらすことがわかってきました。そのためビジネスでも重要視され、従業員のEQ向上のために、さまざまな研修も行われています。

今回は、EQの概要や注目される理由、主なEQ研修について解説します。昨今、EQ研修は多くの企業・団体が提供していますが、EQ調査を基に分析・分類を行い、当社株式会社グロースウェル代表の大芝が直接フィードバックを行う「EQGW」を強くおすすめします。

EQとは何か?

EQとは何か?

そもそも、EQという言葉に馴染みのある方は少ないかもしれません。EQとはいったいどのような能力なのでしょうか?まずは、その意味を解説します。

EQの意味

「EQ(Emotional Intelligence Quotient)」とは、自分の中に生まれた感情に気づき、その場に応じて適切にコントロールして表現する能力です。

EQの高い人は、自分の感情を調整でき、精神的に安定しているので、周りの人からも信頼されています。協力し合いながら前向きな仕事をしている従業員は、EQの高い人が多いようです。

感情を調整する能力

EQは、自分の感情を調整する能力です。人間の行動は、すべて「感情」に影響されて起こります。しかし、感情のままに言葉をぶつけていると、人間関係はうまくいきません。

EQが高い人は、感情を高ぶらせたり、爆発させたりしないために、自分の感情を調整することができます。

たとえば、大事な商談中に、取引先の担当者の不条理な一言によって、自分が強い怒りの感情を覚えたとしましょう。とっさに言い返したくなるところですが、ここで気持ちのままに行動してしまえば、今後この企業との取引はできなくなるかもしれません。そこでいったん、怒りを爆発させないように、感情を鎮めるのです。

怒りの感情を管理する「アンガーマネジメント」では、6秒ほど口を開かないことで、怒りは終息し冷静になれるといわれています。自分の感情を理性の支配下に置き、落ち着いた後で、言うべきこと、言わずにおくべきことを判断します。

また、EQの高い人は。自分の感情だけではなく、相手の気持ちの動きにも敏感です。思いやりを持ち、相手に寄り添った行動ができるので、多くの人に慕われているのも、EQの高い人の特徴といえるでしょう。

誰もが持っている能力

EQは、特別なことをして手に入れる能力ではありません。高い・低いの差はあるものの、人間あれば誰もが持っており、日常的に発揮している能力です。EQの高さには、小さな頃に両親から大きな無償の愛情を受け取って育っていることが関わっているといわれています。

ビジネスで重要な能力

人間関係に大きく影響するEQは、今やビジネスでも非常に重要視されている能力です。コミュニケーションの円滑化が企業に与える影響は大きく、チーム内の関係良好化から、生産性の向上までつながって行きます。そのため、入社時にEQ診断テストが必須となっている企業も増加しています。

IQとの違い

知能の発達や、頭の回転の良さを表す「知能指数」を「IQ(Intelligence Quotient)」といいます。IQは、小学生の知能検査として測定していた時代があり、以前から良く耳にすることばです。

IQは仕事でも一定の成果を導きますが、それだけでは成功を勝ち取れません。社内での円滑なコミュニケーションや、取引先との関係維持・調整の能力があってこそ、ビジネスで良い成果を導き出せるのです。

EQの高い人材が注目される理由

EQの高い人材が注目される理由

近年、EQはビジネスでも重要視され、採用試験に組み込む企業も多くなりました。EQの高い社員を採用することは、企業にとって大きなメリットがあるようです。就業中の従業員にも、後述する当社グロースウェルの研修「EQGW」を実施することで、効率的にEQを高めることができます。

人間関係が円滑になるから

EQの高い人は、コミュニケーション能力に長けています。苦手な相手とも、自分の感情をコントロールしてうまくやり取りします。相手が不快に思うような発言を不用意にすることがありません。そのため、人間関係が良くなり、チーム全体のまとまりも期待できます。

組織のコミュニケーションの能力がアップするから

EQの高い人材がいることで、組織全体のコミュニケーション能力のアップが期待できます。コミュニケーション能力は、先天的なものではなく、その人が生活してきた場にも大きく影響されます。

人の気持ちに寄り添うのが得意であるEQの高い人材がいることで、全体のコミュニケーションがうまくいくようになります。コミュニケーションを取るのが苦手な人も、EQの高い人との対話は楽にできるはずです。徐々に個人のコミュニケーション能力もより良くなっていくでしょう。

メンタルヘルス対策になるから

高いEQを持っている従業員がいることは、メンタルヘルス対策としても有効です。仕事にはストレスがつきものであり、精神的な不調をきたすことも少なくありません。

しかし、EQの高い人材は他者の感情の変化に鋭く気づき、相手を思いやったことばかけや、優しい接し方を心がけます。早い段階で従業員の不調に気づき、必要な言葉かけをすることで、メンタルヘルス効果が期待できるのです。

組織の生産性の向上が期待できるから

EQの高さは、企業の生産性にも影響します。社内を見渡し、今何が必要かを十分に見極め、感情に振り回されず必要な対処を行えるからです。

組織風土に支配された企業では、管理職や経営陣の意向がメインとなってしまいますが、EQの高い人は、客観的に問題を解決しようとします。忖度抜きでの改革を行えるのは、EQの高い人材なのです。

EQ研修を提供している主な会社

EQ研修を提供している主な会社

インターネット上で調べると、さまざまな企業がEQの研修を展開しています。その中でも、当社株式会社グロースウェルで提供しているものを含め、評価の高いEQ研修をピックアップしました。その中でも、『感情リテラシー事典』の著者である大芝義信が直接実施する、当社株式会社グロースウェルの研修「EQGW」を特におすすめします。

株式会社グロースウェル「EQGW」

EQGW

EQGWは、当社株式会社グロースウェルが提供するEQ研修です。EQは、ビジネスで成功するためのカギであり、訓練次第で高められますが、そのためにはまず自らのEQを把握する必要があります。

そこで「EQGW」では、まずEQ調査を行い、個々の感情のスタイルを見える化するところからスタートします。その結果から、個人の感情スタイルを分析し、8つのスタイルに分類します。

分析・分類した後は、EQを形成する8項目の評価レポートを提示し、個人が活かすべき強みをもとに、具体的な行動変容を促すためのフィードバックを行います。このフィードバックを担当するのは、『感情リテラシー事典』の著者である大芝義信です。

感情リテラシー事典

大芝は、2016年に当社株式会社グロースウェルを創業、人や組織にEQを導入し、以来多くの企業のEQ施策を支援してきました。著書の『感情リテラシー事典』では、自分や他人の感情を把握することで、不快な思いをしたり、振り回されたりしない力「感情リテラシー」を提供しています。

日本の義務教育の中では、「感情」について勉強する機会はあまりありません。そのため、感情リテラシーの低い人が多く、それが原因で仕事やプライベートで躓くことも多く見受けられます。

その解決のため、『感情リテラシー事典』では、すべての人が感情のマネジメントができるように、基本的な感情リテラシーを提供しています。難しい言葉を使わず、初めて感情について学ぶ人にもわかりやすい表現で書かれている本書は、2024年10月の発売以来、すでに4刷重版がかかるほどに売れ行きを伸ばし、良書として高い評価を得ています。

書籍を購読された方の感想には以下のようなものがあり、総じて高い評価を得ています。

  • 心の現状をセルフチェックできる感情ネガ・ポジマップ「The Mood Meter」がとても有益だった。
  • 心理的安全性の高いチーム作りに役立つ。
  • 感情をコントロールしきれない人は、本書を携え人づきあいをするとよさそう。

年間を通して「EQGW」を導入し、著者の大芝によるアドバイスを継続的に受けることで、従業員の行動特性の高まりや能力の最大化が可能です。

現場の雰囲気を悪くしてしまう従業員や、文句ばかり言い提案ができない従業員が困っているといったことはないでしょうか?そのような従業員を放置しておくと、メンバーのメンタルヘルスに悪影響を及ぼし、ひいては離職率を高めるなどの結果に陥る危険があるため、早急な対処が必要です。

また個人でも、何故かわからないけれど怒りのスイッチが入りやすい方や、仕事が効率的ではないと言われてしまう方、他者に自分の気持ちを上手く表現できずに困っている方などは、ぜひEQGWの受講をご検討ください。感情を良く知りリテラシーを高めて、「感情」を最大の武器にしましょう。

ジャパンラーニング株式会社「ビジネスEQ研修コース」

過去45万人が受検した、独自開発の「ジャパンEQ検査」を用い、前期・後期それぞれ3時間の研修を行います。EQとは何か、その大切さと開発を目的として、行動を見える化して行動変容を促し、習慣化することが目的です。

なお、毎月第3水曜日には、オンラインで無料にてJapan EQを体験できる「Japan EQ オープントライアル講習」を行っています。

株式会社アドバンテッジ リスク マネジメント

「EQ導入研修」

EQとはいったいどのようなものなのか、その概要を学び、EQ簡易検査を用いて自分のコミュニケーションの取り方の特徴に気づきを与えます。本格的にEQ研修を導入する前に、EQの重要性について従業員に理解してもらいたい場合や、社内でもEQを意識したコミュニケーションに変革させていきたいと考えている企業にお勧めの従業員向け研修です。

「感情マネジメント力(EQ)向上研修」

「EQ行動特性検査(EQI)」を用い、自分自身の行動傾向を見える化して理解します。研修では、EQを発揮した行動がとれているかを可視化することで確認します。

行動変容へのヒントの発見、数々のワークをクリアし、自らに求められる課題とその実現に向けた具体的な行動目標を立て、実行に移す研修です。可視化によって、「できている」思い込みが強い管理職の意識変革、行動計画と実施による行動変容、従業員のコミュニケーション改善を求めている企業の従業員にお勧めします。

「パワハラ行動改善(EQ)研修」

EQ行動特性検査(EQI)の結果から、パワハラに繋がりやすい要素がないかの行動傾向に気づき、改善を行います。自分の感情をコントロール・マネジメントし、問題行動を減らすなどの工夫をして改善につなげます。

ハラスメント研修が必要と感じている企業、ハラスメント研修を導入してもなかなか改善されない企業や、本人に気づきを促せずにいる企業の管理職にお勧めする研修です。

「リーダーシップ開発研修(EQ)」

EQを利用し、状況に応じたリーダーシップが発揮できる人材育成のための研修です。リーダーシップには様々な種類があり、状況や相手に応じて使い分ける必要があります。

EQ行動特性検査(EQI)をもとに、普段のリーダーシップスタイルを把握し、課題と目標を設定して行動変容を目指します。

リーダーが持っているリーダーシップのタイプが一つしかない、リーダーシップ研修が効果を上げていないと感じる企業にお勧めの管理職務向け研修です。

株式会社ラーニングスクエア

「webEQ検査+体感型セミナー」

ラーニングスクエア実施の、オンラインEQセミナー(公開型EQ研修)・公開セミナーの総称です。EQの高い管理職育成のための「リーダー・管理職向けEQセミナー」、EQにより自分に気づきを得て、チームと自分を活かす「オンラインEQ自己理解セミナー」などがあります。

感情も自らコントロールし創れること、得意なことや不得意なことを把握し、EQをどう生かせばよいかがわかる研修です。

「webEQ検査+オンライン研修「EQプラス」

最初に「EQ検査(EQ行動特性検査)」をインターネット上で受検します。その後、自分のEQの活用に向けて、結果に応じたオンライン研修を11講義受講し、自らの行動変容を目指す研修です。

「組織向け分析サービス」

EQの視点から組織を分析し、課題を発見し、解決への道筋を提示します。サービスでは、社員のイキイキ度やコミュニケーションの傾向、EQの素養からの組織分析を行います。また、EQプロファイラーにより、検査結果のアセスメントやEQ能力開発支援をするサービスです。

株式会社リクルートマネジメントソリューションズ「マインドフルネス実践 ~感情のマネジメントと共感力の向上によるエモーショナルインテリジェンス開発(EQ・感情知性)~」

EQやマインドフルネス、共感力、感情マネジメントに関心のある方対象の研修です。EQ向上のために必要な「感情マネジメント力」「共感力」を、マインドフルネスの実践によって高めていきます。

自己認識力を高め仕事に活かしたい、感情をコントロールして落ち着いた自分でいたい、前向きな人生を送りたい方にお勧めの研修です。

まとめ

職場にこんな人はいないでしょうか?

「怒りっぽく、怒りのスイッチが見当たらない人」「非効率的な仕事をする人」「文句ばかりで行動できない人」

また、自分のこんなことに悩んでいないでしょうか?

「他人にうまく伝えることが苦手」「ついついタスクを後回しにしがち」「人がついてきてくれない」

それらは、適切な研修の実施によってEQを向上させることで解決します。

しかし、自分や従業員のEQがどのくらいなのかは、実際に計測してみないとわかりません。また、社内にEQについての深い知識を持つ方がいない場合には、指導をすることもできません。

そこでおすすめするのが、当社グロースウェルが提供する「EQGWです。

EQGW

「EQGW」では、まず初めに個人のEQ調査を行い、EQ調査の分析結果を面談によって個別指導します。指導は『感情リテラシー事典』著者であり、当社株式会社グロースウェルの大芝義信が直接行います。以降はEQ向上に向けた研修実施が可能です。

社内にEQが高い人材を多く擁することは、企業の業績アップやより一層の効率化にもつながるため、ビジネスにおいても重要と考えられています。そうして得たEQの高い人材が仕事で指揮を執ることで、多くの人材のモチベーションを向上させ、その結果想像以上の成果も期待できます。

また、従業員の多くが感情をマネジメントできることで、メンタルヘルスの維持やハラスメントの防止に大きく寄与します。離職率も大幅に低下させることができます。

EQ向上は、ビジネスマンだけの課題ではありません。EQを高め感情をマネジメントすることで、子育てや家族・友人とのコミュニケーションにおいても、お互いを尊重した幸せな感情のキャッチボールができるようになります。

EQGW」は完全オンラインでも対応可能です。社内でのコミュニケーションに難がある部下や、日常生活で相手にうまく自分の気持ちが伝えられない部下への対応に困っている方は、ぜひ「EQGW」をご検討ください。

EQGW」は、EQ調査の後、分析結果を面談によって個別指導します。その後はEQ向上に向けた研修実施が可能です。完全オンラインでも対応可能です。社内でのコミュニケーションに難がある部下や、相手にうまく自分の気持ちが伝えられない部下への対応に困っている方は、ぜひ「EQGW」をご検討ください。

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ABOUT US

組織コンサルタント。累計1,000名超国内トップクラスのEQの専門家。(著)組織の感情を変える〜リーダーとチームを伸ばす新EQマネジメント。株式会社グロースウェル 代表取締役。

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グロースウェルでは
組織マネジメントに課題を抱える
企業様向けにEQGWを
ご提供させていただいています。

「上司と部下の間に溝がある…」
「退職者が後を絶たない…」
などなど、
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