EQについてのまえがき
EQとは、感情の知能指数( Emotional Intelligence Quotient 、EQ)の略。つまり、
感情知能(Emotional Intelligence、EI)を指数(Quotient)としてに測定するための指標のこと。
提唱者は、ピーター・サロベイ博士(イェール大学プレジデント)とジョン・メイヤー博士(ニューハンプシャー大学)のお二人。1997年にEQ感情知能を再定義した。
<<感情知能>>
(出所)https://6seconds.co.jp/eq-articles/emotional-intelligence
(1) 情動を正確に知覚する能力
(2) 思考を促進するために情動を利用する能力
(3) 情動とその意味を理解する能力
(4) 自己の情動を管理したり他者の情動に対応する能力
EQを端的に表すと『とりたいと思う行動に自分を動かす力』
EQを端的に表すと『思考と感情を調和して、とりたいと思う行動に自分を動かす力』です。例えばダイエットをする場合、大きくは「食事制限」と「有酸素運動」と「脂肪燃焼効果を高める食べ物の摂取」の3つになるかと思います。この中の食事制限で甘いものを控えようとします。甘いのもを控えるのが「とるべき行動」です。そんな中、リビングから甘い香り(刺激)がしたとします。すぐにケーキだと認識しました。これを食べないようにしようと思っていても、食べてしまったなんてことはないでしょうか。この場合、思考を働かせて「今日だけ止めてみよう」や、更にハードルを下げて「1時間後も食べたいと思ったら食べよう」など、衝動的に食べたいという感情に打ち勝ち「本能的」な行動に向かわせないよう思考を巡らせる事が、EQを高めることで可能となります。これはビジネスシーンにおいて気が向かない業務を後回しにしてしまうケースを考えてみても思いあたる節はあるかと思います。
事実『EQ』は様々な表記が混在している
EQを表す様々な言葉
・情動知能
・情報知性
・心の知性
・心の知能指数
・感情知能
・感情能力
・エモーショナル・インテリジェンス
『EQ』をGoogleで検索してみると、表記揺れが数多くみられます。Wikipediaによると「心の知能指数」と説明されているので、日本においてはこちらが標準化しつつあります。しかし、心には性格や人柄を感じさせてしまう節もあるため、心というよりは感情の方がEQを理解している人からみると相応しいのではないでしょうか。また、「知性」は個人の性格や性質の意味合いも感じ取られてしまうため、能力の方を近い。最終的に合致した言葉は「感情知能」となります。