EQ的でないと思える行動はと言えばどんなことを思いつきますか――?
・相手に強い口調で感情をぶつける行動
・自己中心的な行動
・困っている人を無視する行動
人によって様々あるかと思います。
私がこの言葉を聞いて真っ先に思いついたのが
『やつあたり』です。つまり、人やモノに当たる行動です。
やつあたり
【八(つ)当(た)り】
関係のない人にまで当たり散らすこと。
ここで大事なのが
EQが発達すると自分の行動管理が適切になるということです。
行動管理を適切化するために必要なのが
子供教育で大切な自己抑制力です。
Youtubeなどで『マシュマロテスト』で検索すると
多くの動画が出てくると思いますが、まさにそれです。
マシュマロが大好きな子供に対して
先生が帰ってくるまで食べないで我慢できると
倍の量をあげるよという我慢の実験です。
この実験において、マシュマロを食べない子の方が
将来的に成功を収めたケースが多いという事例があるようです。
自己抑制力(我慢する)から自己管理力を伸ばす。
我慢するだけでなく、すべきときはするというのも重要です。
自己管理力を伸ばすためには、
衝動が発生しそうな事が自分でわかる事がポイント。
「衝動」と似たような言葉として「情動」があります。
自己管理するためには、この違いの理解が必要です。
しょうどう
【衝動】
1.《名》目的を意識せず、ただ何らかの行動をしようとする心の動き。
「―的」
2.《名・ス他》つき動かすこと。
じょうどう
【情動】
心理
身体的表出を伴うような、一時的で急激な感情の動き。情緒。
強い感情を上手く管理できないと衝動に向かわせてしまいます。
衝動的な人は周囲に好まれないです。しかし、
芸術家・アーティストは衝動的でないと作品を作れない。
となると衝動が良い悪いではありません。
ポイントは上手に管理できてるかとなります。
そのときに使う能力がEQ(感情知能)となります。